はじまりは月商5まんえん

ひと月の売上5万円の趣味作家が仕事として成り立つようになるまで

〈はじめに〉なぜ地元で作家支援事業を始めるのか・前編

こんばんは。

トリップ型セレクトショップkittyuna-キッチュナ-オーナーNです。

 

タイトル通り、今日は私が地元福島県での作家育成事業を始めることにしたきっかけ・思いを書きます。

 

長文になってしまいましたが、講座の受講を検討されている作家さんは必ずお読み頂きたいです。これをご理解頂けるようなガッツある作家さんにだけ受講して頂けたらと思っています。

 

先のブログで書いた経歴の通り、私は作家ビジネスに13年ほど携わっています。

 

この仕事を始めた当初はまだ今のような作家ブームもなく、自分で作った物を販売する人はいてもネットショップは専用ソフトを1万円くらい出して買わないと作れなかったり、SNSやブログ文化も今ほど認知されていなかったり、出店できるイベントも今ほど数は無く、自分で作った物に値段をつけて売るという行為はもっと限られた狭い範囲でのものだったように思います。

 

だけど当時は、質の良い物を作っている作家さんが、もっと簡単に見つかりました。

 

今は空前のハンドメイドブームとなって、特に資格も必要としない(中には訳の分からない民間資格を高いお金で取得するものもあるようですが、それを取得した人は稼げているのだろうか)作家を名乗る人が乱立しています。

 

私が一緒に仕事をしたくなるような

【良い物を作り、稼ごうとし、プロ意識がある作家】

を見つけにくくなってしまいました。

 

だけど幸い当店とお付き合い頂いている全国の作家さん方は、みなさんプロとして私よりも長く活躍されている方ばかり。新人作家さん達も、そこのレベルまで引き上がろうと頑張るガッツのある方ばかりです。

 

そんなわけで商品のクオリティは維持出来ておりますし、当店自体も福島県にとどまらず、近年は東京〜北海道間の百貨店での出張販売が主な仕事となっておりますので、地元でもハンドメイドブームが起こって業界が盛り上がっているのは良い事だ、と自分とは無関係の物事として微笑ましく見ており、私は私の仕事をしておりました。

 

地方のハンドメイドイベントに出店している方はみんな趣味作家の方達で、稼ぐ必要はなく、仕事だからと我慢する事もなく、楽しくやっているんだろう、と、この先も自分の仕事とは一生無関係であろう方達のことなので、特に何とも思わず関心無くおりました。

 

ところが、そこから抜け出したい・現状に不満があるがどうしたら良いか分からない、というやる気ある稼ぎたい作家さんが、この福島県郡山市界隈にもいるということが分かったのです。

 

やる気のある方達は、自分の技術に誇りを持って丁寧な物作りをして、それに見合う値段をつけたところで、ハンドメイドイベントに出店すれば買いもしない客(当店ではお客様と必ずお呼びしますが、ここで相手にしていたのは良い物があれば買いたいと興味を持ってくださるようなお客様ではありません。)からの「高い」の一言で片付けられるそうです。

その傍らで100均で揃えたような粗悪な材料で安い値段をつけた陳腐な物がボンボン売れる作家が人気だと言われているような現状を目の当たりにして、でもだからといってどうしたら良いのかも分からず、徐々に作家活動自体が嫌になっているのです。

 

そんなアホなことがあってたまるものか!!!

良い物を作ってる作家さんの物は必ずしかるべき値段で売れる!!!

 

それが私が地元で作家支援事業を始める原動力となりました。

 

長いので後編に続きます...

もう少々お付き合い頂ければ幸いです。