はじまりは月商5まんえん

ひと月の売上5万円の趣味作家が仕事として成り立つようになるまで

この世で一番面白い仕事

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注文した毛糸第一便がメーカーさんから届きました。1月札幌出店に向けての商品用。これは約30点分くらいの量です。この他に毛糸作家さんに注文している毛糸もやって来ます。

この毛糸たちは仕様書を作ったら外注さんに振り分け、戻って来た物の最終仕上げを私がして商品になります。最近の生産方法はコレですが、来冬に向けてまた改善しなければならない点があります。生産数の問題ですが、生産数を上げて急な依頼にいかに対応出来るかを改善しつつも、在庫を極力抱えなくて済む方法を取らなければなりません。

そういうことを常々考えながらお金を回して行く。私はニット帽を作ることを一応仕事にして10年以上経ちますが、今思えばその大半はずっと趣味に毛が生えた程度のものでした。会社員を辞めてからも帽子の仕事は趣味的に税金対策としてやっていました。いつの間にか趣味の比率が大きくなって、ちゃんと仕事にしないと生活出来ない状況になり、ここ一年真面目に向き合ってみたところ、なんて儲からないことや無駄なことをしていたのだと言うことが浮かび上がって来ました。

それを改善したくてもすぐには出来ないので、とにかく目の前の仕事を懸命にやるしかありません。それをやっていると、どんどん問題が浮き彫りになり、それを解決し、ということが積み重なります。積み重ねたものが私の経験実績として数字に結果が表れて来ます。少しずつですが売上高は上がり、今年の年商は年初めに予想した通りの数字が出る見込みです。当たり前なのかもしれませんが、今までその当たり前が出来なかったのです。だって帽子の仕事は趣味と税金対策だったから。何事も真面目に取り組めばこんなに面白いのですね。

来年は働き方を変えるため、いかに利益率を上げるかが課題なので、既にその準備を色々と進めており、毎日色んな計算をしています。

そんな今の私が感じるのは、事業が大きくなるというのは、小さいことを毎日コツコツ積み重ねて行った結果、ただそれだけなのかな、と思います。そこには見た目ほどの華やかさはなくて、地味で根気がいることに孤独な中で向き合って、苦しかったり悔しかったり悲しかったりすることが会社勤めの何倍もあるけど、それを一気に覆せるくらいの楽しさや嬉しさや喜びがやり甲斐と共にやって来るのかな、と思います。こんなに辛くて楽しくて面白い仕事は、自分にとってはこの世に他にないと思うのです。

趣味に毛が生えた程度の仕事レベルでも、長くやって来てるのそれなりにメリットもあって、今の仕事をこんな風に捉えられるようになったのは、10年以上【製作×販売】に仕事として携わったお陰だと思います。お陰で、今となっては自分のジャンルでは競合は地元には居ないと思っているので伸び伸びと仕事が出来ています。自分が作家をやりつつ作家商品を集めて帽子中心に1週間で100万、200万の数字を地方の売場で叩き出してくる女はそうは居ません。それは私が集める商品と作家さんが寄せ集めではないことを意味します。寄せ集めにならないのは、私が預かった商品で必ず売上を出すと思われているからです。だから私はどの現場でも売り続けなければなりません。それは苦しいことではありません。世の中のお金の流れの中の末端にでも自分が乗れていることは面白い以外の何でもありません。

物が売れない時代にちょっと結果を出したからって調子になんて乗らないこと、調子に乗って大量生産して大量の在庫を抱えないこと、作家は旦那さんに養ってもらえる女の人のお遊び仕事ではなく、それで家族を養える側にもなれる仕事に育て上げること、必要な人に必要な分のお金が回ること。

それが私のやりたいことです。

ナメられないことより笑って仕事する方が大切なこと

お久しぶりの投稿です。

どうしても今書きたかったので。

催事開催前は「え、嘘でしょ!?」っていうトラブルがつきものです。そんなわけでそれも見越してスケジュール配分するのですが、今回はいちばん大きい現場でそれが起こってないのが本当に奇跡的で有り難く思っています。

ここから先に起こるかもしれないけど、今日時点で無いのが奇跡なのです。長く一緒にお仕事している方達の中には、何も言わなくても「忙しい時期なんだから返信しなくて良いよ!」とか、「対応急がなくても大丈夫だよ!」とか言って下さったり、先回りして私が仕事しやすいようにフォローして下さったりする方達が何人かいらっしゃって(昨年までの私の忙しアピールが鬱陶しかっただけかもしれませんけど)。そのお陰で他のこまごまとしたトラブルに即時対応出来てます。ありがとうございます。

自分が一緒に仕事する相手への敬意があれば気遣いも出来るし、相手もそれを返して下さいます。なんて幸せなことなのでしょう。

私の下で勉強して頂いている新人作家さん達の中から、「ナメられないようにするにはどうしたら良いものか」という質問をよく聞くので(みなさんやる気があるから悔しいのですよね。でも本人が無意識にナメられるようなことをしてるのも実は多いですよね)、「ぶっちぎりの売上出すことかなあ。」と伝えていましたが、それもそうなんですが、見下されたと感じようと何だろうと、ずーっとニコニコして楽しそうに仕事することも良いなあ、と思います。

私はチャランポラン感が強いようなのと、地方で仕事してるのと、仕事上は見た目の性別は完全な女性にしているので、そこまで責任を負った仕事をしてると思われないようですが、それは自分が持つ呑んだくれ雰囲気の問題でもあるので仕方ないのかなあ、と思っています。

ネット上でこんな風に自分の考えを書くと、ご丁寧にそこで色々想像して噂を言う人や心配しているような顔をして直接潰しにかかってくるヒマな人も多いですが、その相手が本当に自分を好きで応援してくれる人か否か判断するのは、その人の笑った顔が不快感があるか嬉しくなるかで判断するのが一番分かりやすいです。

いくら親切そうなことを言って来ても、笑顔が醜い人は絶対に嫌な奴です。だからもし、私と話したときに私の笑顔が不快だったら、絶対に私の言うことに惑わされてはなりませんよ。まだ私が未熟だから、意地悪で何かを伝えているんです。

私はそうやって、周りの自分より経験が浅い人達が、いつでも私から逃れられる状況を作りながら仕事をしていくことが親切かな、と思って働いています。

経営することは、お給料を払って、その相手にありがとうと言うこと。雇われることは、お給料をもらって、お給料をくれた相手の文句を言うこと。雇われていてもそうじゃない素晴らしい方もたくさんいますが。

文句を言う人生が嫌なのでこの仕事の仕方をしています。だから、仕事で何が起こっても、ずーっとニコニコしていようと思います。

おわり。

ただし仕事は終わらないので飲みながら出張準備と梱包してます。


#ゴーゴーニットちゃん
#はじまりは月商5まんえん
#酔っ払い

<おしらせ>モニター募集について

こんにちは。

福島県の作家さんを稼がせよう!応援隊長です。

 

地元の作家さん支援のために始めた養成講座ですが、【3ヶ月定期講座のモニター募集は、明日8月10日が最終〆切】となっております。

 

1回限定講座のモニター価格は当面募集しておりますので、ご興味のある方は是非下記サイトからお問合せ下さい。

 

http://kittyuna.style.tm

<ひとやすみ>帽子作りの現場を体験しに行きました

こんにちは!

福島県におけるビジネス作家育成講座先生です。

 

仕事の話題が続くと鬼のような話ばかりになってしまうので、時々〈ひとやすみ〉コーナーを入れます^^

 

先日、初めての帽子教室へ行って参りました。

 

今回の目的は、最近私が経営しておりますトリップ型セレクトショップkittyuna-キッチュナ-で販売を強化している「型物帽子」の製作を体験して、その苦労を身を以て知り、接客に生かそう、そしてまんまと自分の帽子を作ろう、というもの。

 

教室のある都内某所へ、先生から頂いた道案内のメールを元に伺います。

 

事前に帽体(帽子となる元の素材ですね)の色とデザインは選んでいたので、レッツ製作。

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 夏の天然素材の帽子と、冬のフェルトの帽子は、この袋状になった素材を使って帽子の形にして行くのですよ。

先生が下準備をしてくださっていたので、お遊び気分で好きな形を作って行きます。

 

 

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 だいたいこんなもんかなーというところでサイズテープ(帽子の内側、おでこ部分についていますね。素材はグログランリボンだったりナイロンだったりします。)を留めていきます。

 

 

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サイズテープをミシンで縫い付けます。

私と一緒に仕事をしたことがある方はご存知ですが、私は超絶不器用。

中でもミシンが大の苦手。真っすぐ縫えません。

何で?機械だから勝手にやってくれるんだよ、って帽子作家さんたちには言われるけど、知りませんよ、出来ないんだから。。

 

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 でも!先生の優しいご指導とお手伝いを頂いたおかげで変形ベレーが完成しました!

サイズテープの歪みで出来たタックが可愛くなっていたのでそのままにしました。

次の出張販売までには毛糸でモジャモジャした飾りを付けて、まるで仕入れたような顔してこれを被って販売に立とうと思います。

 

そして、当店の型物帽子を見て「高い!!」(でも値段だけ見たら高いと思います。2万円台以上しますから。)と仰ってるお客様に、

 

「これは私が作った帽子。プロが作った物とはこんなに差があります。いかにプロの帽子作家さんが作った帽子が優れているか分かりますね。」と説明するのです。

 

でも、超絶不器用な私でも被れる帽子をたった1回の参加で作れるように教えてくださる先生はすごいです。

 

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 完成後は可愛くて美味しいお菓子とお茶を頂きました。

そして今回の講座と全く関係ない帽子の構造についての質問にも丁寧に答えてくださった先生。。ありがとうございます。

 

一緒に参加されていた方も、普通では思いつかないような個性的で素敵なデザインのキャスケットを作ってらっしゃいました。

先生に聞いたら、参加者さん達は、帽子の仕事に従事している人には考えつかないような楽しい帽子を作られるのだそう。

 

商売にするとどうしても「売る事」を先行して考える癖がついています。

それはそれで大事なことですが、帽子を作り始めた頃の自由な発想を残しながらもお客様が喜ばれる帽子を作っていらっしゃる作家さんの帽子こそ人気があるし、私自身も売っていてワクワクします。

難しい事ですが、作家だからこそ出来る商品、作家だからこそ出来る売り方で、そして安定して稼がせることが、作家ビジネスに関わる私の仕事の永遠のテーマだと思います。

 

締めが堅くなってしまいましたが、帽子製作にご興味がある方は、今回私がお邪魔しました、Simprinさんのサイトをチェックしてみてくださいね。毎回いろんな講座があって楽しそうですよ!

simprin.jimdo.com

<お金>その節約は自分にとって意味がある?

こんにちは。

トリップ型セレクトショップkittyuna オーナー兼 「福島県でのビジネス作家育成講座」先生です。

 

今日と明日は東京に戻ります。

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↑経費の都合上今回は高速バスです。

バスタ新宿が出来てから便利になりましたね!

ちなみに郡山からだと東京方面に着く格安高速バス会社さんもありますが、私は基本バスタ行きの会社さんを使います。

 

出張予定は決まってるので、早めに取れば早割があるし、Web上で決済すればネット割もあります。そしてバスの座席が広いので片道4時間が耐えられます。

 

あとは駅からバス乗り場まで近いこともポイントです。

 

そういったことを踏まえると、片道何百円かの差で快適さを手に入れる方が仕事効率が良いという意味でこちらのバスを利用してます。

 

もちろん、時間が無いときや予算が取れるときは新幹線を使います。

それでも「えきねっと」で出来るだけ割引が大きいものを選ぶようにしてますが(^^)

 

私は4年くらい毎月の半分は出張に出ている生活のため、飛行機もホテルもあらゆるサイトを駆使して効率良く最安値を見つけ出せますが、慣れていない方はその時間もかかるので、数百円分の値引きのためだけであれば、そこまで時間をかけ過ぎないことも大切です。

 

金額だけを見て得した、損したと言えない。

それは実はあなたの仕事の信頼にも関わってくる大事な考え方なのですよ。

 

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 ↑出張じゃなくて旅行に行く時も、航空券が直行便ならホテルをリーズナブルに。航空券が安く手に入ったらホテルはハイクラスにしたりしてます。庶民だからどっちかは節約します(^^)

 

福島県におけるビジネス作家育成講座」と、ブログ「はじまりは月商5まんえん」では日本人が苦手とするお金の話も出来るだけお伝えして行きます。

 

ブログタイトルがそもそもお金の話出してますけど、それでもネット上で書けるお金の話は限られますので、講座を受けに来て下さった方にこそ色々ぶっちゃけ話をお伝えします。

 

ちなみに私が一番勇気を頂いたお金の話は、以前通っていた経営塾でとある社長さんが自社の通帳をプロジェクターで見せながら資金繰りの話をして下さったことです。

 

私も受講者さんにはそれくらいのことはしようと気合い充分です( •̀ .̫ •́ )✧

 

講座のFAQページ作成しました。

http://kittyuna.style.tm/page/kittyunasakkafaq

 

〈はじめに〉なぜ地元で作家支援事業を始めるのか・後編

こんばんは。

トリップ型セレクトショップkittyuna-キッチュナ-オーナーの佐藤なこです。

 

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前回に引き続き「なぜ地元で作家支援事業を始めるのか」後編を書きます。

 

当店の取扱い商品、特に帽子も散々高いと言われました。

意地悪もたくさん言われました。今も割と言われますけど。笑

だけど13年経ってみてどうでしょうか。

 

郡山でたった一人で私が始めた作家ビジネスは、今では全国で活躍する多忙な作家さんの上質な商品を扱わせて頂き、元々一人で作っていた自社製品のニット帽子は地元のニッターさん達が毎月数十点編んで下さり、出張販売に行くと各地に必ず顧客様がいらして下さいます。

主力商品である帽子の価格は少し前まで1万円程度の物しかほとんど売れなかったのが、今では2万円、3万円の物でも一度の催事で何個も売るんです。

東京だけの話じゃ有りません。郡山を含めた地方の話なのです。

 

私は現在、少しばかりですが家族に仕送りをしながら、作家ビジネスを営んでおります。たくさん贅沢は出来ないけど、出張で行った各地で美味しい物を食べたり、作家さんが作る素敵な物を買ったり、旅行に行ったりもしつつ、毎日辛くも楽しく働いています。

 

 

郡山でもあなたが諦めなければ、趣味レベルの作家から仕事としての作家に脱却出来ます。

 

福島県におけるビジネス作家育成講座」では、その脱却方法を各個人の目標やレベル、事業内容に落とし込んでお話させて頂きます。

 

ご興味の有る方は下記リンクに講座内容を紹介しておりますのでご覧下さい。

http://kittyuna.style.tm/phone/news-detail/4

 

長文を読んで頂きありがとうございました。

 

次回以降は現在・過去・未来の作家ビジネスの話をランダムに書いて行きます。

手塚治虫先生の「火の鳥」形式ですね。

なんか違う気もしますけども。

〈はじめに〉なぜ地元で作家支援事業を始めるのか・前編

こんばんは。

トリップ型セレクトショップkittyuna-キッチュナ-オーナーNです。

 

タイトル通り、今日は私が地元福島県での作家育成事業を始めることにしたきっかけ・思いを書きます。

 

長文になってしまいましたが、講座の受講を検討されている作家さんは必ずお読み頂きたいです。これをご理解頂けるようなガッツある作家さんにだけ受講して頂けたらと思っています。

 

先のブログで書いた経歴の通り、私は作家ビジネスに13年ほど携わっています。

 

この仕事を始めた当初はまだ今のような作家ブームもなく、自分で作った物を販売する人はいてもネットショップは専用ソフトを1万円くらい出して買わないと作れなかったり、SNSやブログ文化も今ほど認知されていなかったり、出店できるイベントも今ほど数は無く、自分で作った物に値段をつけて売るという行為はもっと限られた狭い範囲でのものだったように思います。

 

だけど当時は、質の良い物を作っている作家さんが、もっと簡単に見つかりました。

 

今は空前のハンドメイドブームとなって、特に資格も必要としない(中には訳の分からない民間資格を高いお金で取得するものもあるようですが、それを取得した人は稼げているのだろうか)作家を名乗る人が乱立しています。

 

私が一緒に仕事をしたくなるような

【良い物を作り、稼ごうとし、プロ意識がある作家】

を見つけにくくなってしまいました。

 

だけど幸い当店とお付き合い頂いている全国の作家さん方は、みなさんプロとして私よりも長く活躍されている方ばかり。新人作家さん達も、そこのレベルまで引き上がろうと頑張るガッツのある方ばかりです。

 

そんなわけで商品のクオリティは維持出来ておりますし、当店自体も福島県にとどまらず、近年は東京〜北海道間の百貨店での出張販売が主な仕事となっておりますので、地元でもハンドメイドブームが起こって業界が盛り上がっているのは良い事だ、と自分とは無関係の物事として微笑ましく見ており、私は私の仕事をしておりました。

 

地方のハンドメイドイベントに出店している方はみんな趣味作家の方達で、稼ぐ必要はなく、仕事だからと我慢する事もなく、楽しくやっているんだろう、と、この先も自分の仕事とは一生無関係であろう方達のことなので、特に何とも思わず関心無くおりました。

 

ところが、そこから抜け出したい・現状に不満があるがどうしたら良いか分からない、というやる気ある稼ぎたい作家さんが、この福島県郡山市界隈にもいるということが分かったのです。

 

やる気のある方達は、自分の技術に誇りを持って丁寧な物作りをして、それに見合う値段をつけたところで、ハンドメイドイベントに出店すれば買いもしない客(当店ではお客様と必ずお呼びしますが、ここで相手にしていたのは良い物があれば買いたいと興味を持ってくださるようなお客様ではありません。)からの「高い」の一言で片付けられるそうです。

その傍らで100均で揃えたような粗悪な材料で安い値段をつけた陳腐な物がボンボン売れる作家が人気だと言われているような現状を目の当たりにして、でもだからといってどうしたら良いのかも分からず、徐々に作家活動自体が嫌になっているのです。

 

そんなアホなことがあってたまるものか!!!

良い物を作ってる作家さんの物は必ずしかるべき値段で売れる!!!

 

それが私が地元で作家支援事業を始める原動力となりました。

 

長いので後編に続きます...

もう少々お付き合い頂ければ幸いです。